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秋の火
 秋の制作 今回のGENKidsDAY!テーマは秋の制作です。縦割り特別編成クラスで終日活動します。学年の枠を超えた共同作業がポイントになってきますが、さて、いったいどんなものが出来上がるのでしょう?
色とりどりの落ち葉、枯れ枝、どんぐり、松ぼっくり、小さな赤い木の実などが、バイキングレストランのようにずらりとテーブルに並んでいます。すべて近くの公園で採集してきたものばかりです。ひとつひとつが強烈に秋を感じさるこれらのアイテムを上手に使って何かを作ります。自然の素材を使った制作は頻繁に行っているので、イメージに合致するものを探していくのも手馴れた感じです。さあ、だんだん気分も乗ってきたようです。早くも教室はアトリエと化してきました。早速教室を見ていきましょう。
~みんなの背丈よりも大きな台紙を取り囲んでいます。上と下のスペースには、落ち葉が貼られています。中央の広い部分には、ます目が打ってあり、数字の書いてある栗の形をしたカードがそこに並び始めました。3文化の日、23生活発表会…、どうやら11月の巨大カレンダーのようです。パーツの配置、配色が絶妙です。
~大き目のレジ袋の底を切ったものに、落ち葉を飾り付けています。 表も裏も何かの模様のように貼っていきます。 あっ!おもむろに袋を着始めました。これは洋服ですね。 服だけではないようです。帽子もありますね。モデル役の子の表情もなかなかよいです。まさにリアル秋コレクション。ショーも視野に入れての制作です。
~落ち葉や木の実を片手に、図鑑とにらめっこをしています。 これはカエデ、これはカシワ、これはナナカマド。次々と調べていっては、それぞれを台紙に貼って名前を書いています。 今度はそれを大きな紙に並べていきます。タイトルでしょうか、「ゲンキッズずかん」とあります。 なるほど…
その他にも、フォトフレームやリース、可愛いみのむしや精巧な柿の木の模型、この時期には外せないハロウィンの装飾など。熱の入った楽しげな作業は活気に満ちていて、見ているだけでワクワクしてきます。 「へぇーそこにそれを使うんだ」、「そこはその色なんだねぇ」。感心し通しです。 感性を総動員して、いろいろなパーツを実に上手に使っていきます。インスピレーションの赴くままに手を動かしている子も多いようですが、形がはっきりするにつれ、すべての作品に共通する部分も見えてきます。 それは「温もりです」。 では、何故「温もり」なのでしょう? 答えは、数日前にみんなで秋の素材を集めに公園に行った時にありました。
「山燃ゆる秋」 遠くの山々から下ってきた紅葉前線は、すでに庭木や街路樹にも到達していました。 公園の緑地もその温かい色彩につつまれ、それは、まさに燃ゆると表現するに相応しいものでした。 初夏、その公園では、いっせいに萌える木々に、みんなは潤いをもらいました。 そして秋、燃える木々に火をもらいました。その火とは、これから訪れる厳しい冬を乗り切る為に、誰もが持っている心の暖炉に火を灯すための種火です。木々は万人のために、萌えて燃えてくれるのです。みんなは、燃ゆる木から小さな秋をお裾分けしてもらった瞬間に、ほっと心が温かくなったはずです。木々がもたらす秋の素材を温かい気持ちのみんなが組み上げた作品です。だから、温もりに溢れているのは当然なのです。完成した作品を愛でるように眺めるみんなの姿から、心の暖炉が赤々と燃えているのが感じられました。
更新日 :
2007-11-01
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