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しゃべる大根?
大根畑に行ってきました!!
生育にバラつきがあるとのことで、農園の方が収穫に適した大根に目印の赤いリボンを付けてくれていました。ふかふかとした心地よい感触を長靴越しに楽しみながら、これはと思う大根を探してまわります。茂った葉の部分を掻き分けて本体の様子を確かめては、しばし思案。そしてまた移動。全員が逡巡を断ち切ってターゲットの前に腰を落ち着けるまでにはかなりの時間がかかりました。 「ではいよいよ行ってみましょうか!!」 せっかく選びに選んだ大根です。途中で折れてしまっては元も子もありません。 大根を跨ぐようにして屈んだ状態から、慎重に真上に引き抜きます。 「おぉーっ大きい!」「こっちは長いよ!」「やったー!!」赤いリボンの付いた大根を高々と抱えあげて大喜びです。 太いのやら長いのやら、ひとつとして同じものはありません。スーパーに並んでいるものとは一味違います。有機農法でのびのび育てられた野菜は、個性も強いのでしょうか。 「おや??なんだこれー?」 二股に分かれた先のほうが人の足のような大根も出てきました。手を放したらそのまま走って逃げて行ってしまいそうです。 そうこうして、全員が大根を手にしたあとは、各自袋に入れて無事終了です。 今年も美味しそうな大根を収穫することが出来ました。農園の方にお礼を済ませてバスに乗り込みます。座先に座り、リボンの付いた大事なプレゼントを膝の上に抱えたら幼稚園に向けて出発です。 着席したみんなの顔がよく見えないのは、袋に入りきらない大根の葉っぱが顔の前に茂っているからです。車内はまるで大根畑です。 その大根達は、みんなが動く度にワサワサと揺れています。 まるで大根が楽しくお喋りしているような…… しかし、農園の土の感触を思い返してみれば、そんな感覚にも素直に頷けます。 黒々とした耕土は、養分を潤沢に含んだ豊かな環境である証です。そんな中で成長を続けてきた作物達です。楽しげに語らうことくらいしていても不思議ではないような気がしてきます。 おしゃべり大根達を乗せたバスは、澄んだ秋風に乗ってトコトコと帰って行きました。
更新日 :
2007-11-01
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